2014/01/11

左派と反日はイコールじゃねぇハズ

個人のブログであるからして、政治・宗教・主義・主張・性癖などなど、犯罪自慢以外のすべてを勝手に書いてもいいわけだけども。
今日は飛びきりつまらない俺の政治的な話。



私は中道左派指向です。ポリティカルコンパスをやってみても、ちゃんと左派って出るし。
でも韓国・中国の反日政策は嫌い。
理不尽だし、嘘だし、ほかの国から日本という国が誤解されるのが嫌だ。日本が好きだしさぁ。
韓国と中国の中でだけ、幻想の日本をつくりあげて勝手に嫌う分には別にどーでもいいけど、外の世界に嘘を広める努力をしないで欲しい。

でね、お題目にも書いたけども「左派=反日」という図式が今の日本ではできあがってると思うけど、それって数学の集合的には間違ってるよね。
必要十分条件として、逆だよね、って言いたいわけ。

でも、それを自覚せずに左派的な考えはすべて反日であるからして、すべてが売国奴であるみたいな風潮を時たま見かけるじゃないですか、ねぇ。
あれ見ると少しイラつく。感覚的には、 Android マーケットで
「設定が英語で使い物にならない。星ひとつ」
とかいうのを見つけた時と似た感じ。
いやいや、それお前の中の勝手な解釈でしょ。全然イコールじゃないでしょ、って。

政党にはさまざまな要素があって簡単にジャンル分けできないというのは分かりつつも、簡単にジャンル分けするために以下のような図を使いたいんだけども。



左右を「全体主義」と「自由主義」に分けてみた。まぁ保守、革新というのは、目指す方向として大まかに全体主義的か自由主義的かに大別されるはずなので、いいでしょ。
上下の軸をなんという名前にしようか迷ったけど、「強行」と「穏便」にしてみた。 軸の意味は「どんな手段を用いてでも、自分の主義主張を通そうとする」を「強行」として、その逆を穏便と定義する。
重ねて書くけど、この4つの要素だけですべてが表現できるなんて思ってない。けど「左派=反日」とか「左派=売国」ではないということを簡単に主張するために書いてる。

で、僕なりに既成政党を配置してみると、以下のようになるんじゃないかと思う。



で、その上で、ちょっと特徴づけの円なんて書いてみようと思うんだけども…



まぁ、つまりね、この図でいう左上の方にいわゆる売国政党が並ぶわけですよ。
(個人的には、日本共産党を売国の枠に入れたくはないのだけど、反体制色とその歴史から同じ枠組みに入れざるをえないでしょう)
だから、左派=売国、左派=反日と言いたくなる気持ちは分かる。

けどね、俺は左派指向だけど、こいつらと同じってわけじゃない。このグラフでいう左下に分類されるような考えなわけよ。
自分の政治信条を強行に推し進めようと思うからこそ、そこは売国的になっていくという背景があると思う。
自分の国の現状を鑑みて、無理強行せず、緩やかに全体主義をとっていく国だって世の中にはあるじゃん。
「福祉国家」なんて呼ばれる国ね、ああいう政治は「全体主義」なんだって俺は思うんだ。社会的強者に、社会的弱者の救済を強要するわけだからね。
なにも「全体主義」ってのは、戦時経済のようにすべてを戦争のために、っていうことだけを指すわけじゃないと俺は思うんだけど。言葉の認識がおかしいのかもしれんけど。
(言い換えるべき適切な言葉があれば教えて)



そもそも、反日と簡単にくくっているけども。
中韓の行っている反日と、日本人の行う反日はそもそもの意図がまったく違う(共産主義が壊滅した今となっては、ほぼ同じになっていることは否めないけど)。
国内での反日は、すなわち反体制。
一番極端な例を出せば、日本共産党による共産革命の準備。現体制を弱体化させ、十分に打倒できるまで勢力を弱める。
あくまで、彼我戦力差を縮めるための方法であったはずなんだよ。元来は。
だから共産党は自衛隊や在日米軍の存在を肯定することはできなかったわけ。何十年も。

自衛隊=憲法違反
在日米軍=基地周辺住民の苦しみ

という、国内世論に訴える形で、どうにかして弱体を図ろうとする。いずれ自分たちの武力で、日本すべてを制圧するために。
そこには、世界情勢とか、ほかの一般的な国はどうしているのか、とか、そういうバランス感覚の話は出てこない。最初に目的があって、後から理由をつけてるからね。そこはブレようがない。

だから、共産党の反日は分かりやすいよね。出発点が、そもそもイデオロギーだから。
(だからといって「共産党の反日は、良い反日」ってわけじゃないけど)
で、それをマネして(ってわけじゃないだろうけど)共産党以外にも反日売国的な言動があるわけだけれども。
もうそれらは政争の具なわけ。現体制に少しでもダメージを与えるためなら、なんでもする。
タチが悪いのは、ただの政争の具であるにも関わらず「バランス感覚を持たない」という要素だけはマネしてる。
これが、図の縦軸「強行」の意味。

民主主義政治ってのは、どっちが正解か分からないけど、みんなで話し合ってより良さそうな方を選ぼう、って話じゃん。
そういう話の中で「あいつの言う事は、いつも正しいな」ってなったら、それは力を持つ、発言力が増すってなるはずじゃん。
なのに、今の左派政党にはそれがない。どうしたらいいか、なぜならばこうだから、の理屈を抜きにして、またバランス感覚を無視して反日=体制弱体化だけを行おうとする。

「相手を弱める」ことにだけ注力する民主主義政党なんてさ、そんなものはクズだよ。要らんでしょ。害悪でしかない。
ましてや、外患を誘致してでも打倒しようとするなんてさ……。


現体制を弱めるためなら、売国だろうが何だろうがするというその姿勢を、おしなべて左派政党みんなが持ってしまった。これがものすっごいマイナスだと思う。
というか、迷惑。

なぜ迷惑か。
僕が考える「今日本に一番必要なもの」は、組合組織率の向上、業種別組合の組成だと思ってるのよ。
非正規雇用の問題とか、賃金の問題、雇用環境の問題、いろいろと問題があるわけ。でも企業は当然なるべく目を背けたい。政府としても、別に税収が上がるなら労働者にはギッリギリまで我慢してもらいたい。
誰も助けてはくれないわけ。
ではどうするか、といったら、それが労働組合のハズなの。元来、そういう目的で生まれたものだし。だから手厚く法律で保護されている。そうでないと、企業と対等に話ができないからね。

当然、労働組合というのは弱い立場の労働者の地位を向上させるため、また作業者全体の環境を向上させるため、という「全体主義」的な組織になるでしょ。
そうすると、そういう全体主義的な方向性とマッチした立法をしてくれる政党となると、たとえば旧社会党であったりする左派政党なわけ。リベラル、とも言われるけど。

で、労働組合が支持する政党たちが、軒並み反日に走る。
となると、当然労働組合までが悪く見られる。
となると、一般社会人の労働組合に対する印象は悪くなる。
実際、今労働組合の組織率は落ちる一方。
<参考>
労働組合数、労働組合員数及び推定組織率
資料出所:労働組合基礎調査  (厚生労働省)
http://db2.jil.go.jp/tokei/html/U4801001.htm


といっても、もう平成元年あたりからガタガタ下がってるから、特別最近が悪いわけじゃないんだけどさ。
でも、たった 17% しか組合が組織されてないなんて(しかも大企業は強制で入らされるし、そういう組合は御用組合と貸していて何もしないことが多いし)、労働者にとっては不幸でしかないと思うんだよ。
もっと労働者は声をあげて、会社と対等の立場で、その会社の未来をともに作っていくという気概がなければいかんのだよ。
と、サラリーマンにそんな気概のあるやついないだろうけど。実体験から学んだし。

日本で一般的な会社単位の労組ではなくて、業種別労組に直接サラリーマンが加入するような、そういう社会になってほしいと俺は常々思ってるんさ。ま、それには意識改革ももちろん必要なんだろうけども。
でも労組を支持母体とする政党が、せっせと反日してますっていうんじゃ、労組に対するイメージが良くなるわけがない。
だから、マジで迷惑な話だなと。

なんだか、書き始めと終わりの方で書いてる内容変わってきてるけど。
別になにかをまとめようって思ってるわけじゃなくて、左派=売国じゃねぇぞ、ってことと、でも売国政党うぜー迷惑だ滅びよ、ってことをただ思いつくまま書きたかっただけだからね。しょうがないね。

というわけで、言いたいことは
「労組=左派政党支持=売国」
という論理で
「労組=悪」
という考えを多くの人が持たないで欲しいな、と。そういうことです。ハイ。

4 件のコメント :

  1. 労働者は労働法をそもそも知ってるんですかね。自分を守るために学んで団結してほしいと思います

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    1. すごい、最後まで読んでる! こんな取り留めもない文章を。
      いや、それはさて置き。
      労働法制の中でも、やっぱり労働基準法の概要だけでも理解すべきですよね。学校の授業で細かく教えて、国民の意識を変えた方がいいと思いますわ。
      ちょっとだけ、今の日本の労働者は我慢しすぎだと思ってますね~。

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  2. 結局はメディアが作り上げたイメージについての話ですか?

    元来、右派は保守(旧体制の維持)であり、左派は革新(新体制への移行)です。
    昭和史にたびたび出てくる、日本の左派は現政権にとってはテロリストであり、主要人物やバックボーンに(元)眠れる獅子や半島を持つ組織が目立っていました。
    メディアの影響を強く受ける若い人は、そういった戦後の昭和を過ごした大人の影響を強く受けていると思います。

    そのひとつの例がちょっと前に問題となったヘイトスピーチに表れていると思います。
    主に右翼と呼ばれる彼らのような過激な活動に対して、(諸悪の根源として)取り上げられたのが、昭和の左翼(テロリスト)として活躍していた方々ではないでしょうか?
    政党名を出すまでもないと思いますが、それこそ売国奴、反日政党と呼ばれたとこでしょう。

    私がここで偏った情報しか提示していないことはアンフェアですが、操作されたイメージを変えたいというのはすごく大変なことだと思います。
    まずは、左派という語意をしっかりと発言し、垣根を越えた組合の形成が「革新」的な発想であるということを示せれば、教育さんの「左派=愛国」も広がるのではないかと感じました。

    日本の夜明け前後は、右も左も「日本のため」でしたし、今日は公然と美化されているのを見ると不可能ではないと信じてますよ。

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    1. 「労組=左派=売国」は、メディアの作ったイメージとは言い切れません。
      昔の話ですけど、国鉄労組などの一部過激労組が作った「労組=コワイところ」というイメージがあります。
      それらは共産主義的思想を持っていて、暴力闘争のできるところに何処でも出張していって暴れていました。
      そんな組織に大多数の日本人が協力するわけもなく、自然と外国からの支援により頼っていく構図になるのは、ある意味当然なのかなと。
       →必ずしも操作されたイメージではなく、実際に左派=ヤバい集団だった。

      なので、まず「なぜ革新派は反日勢力と仲良くしなければならなかったか」を皆が考え(つまり義務教育課程で学習し)、その次に「テロリストではない革新勢力」が創造されなければ、「左派=愛国」の国民感情は生まれないでしょうね。
      とはいっても、自然と売国的組織が壊滅して、みんなの記憶から消えてしまうのを待つというのでも事態は好転するようにも思いますけれど。
       →いずれにせよ、とても時間がかかると思ってます。

      はやく偏った見方がリセットされて、保守革新双方が「政策で」議論されるような国になってくれたらいいな、と思います。

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