ポイントカード死すべし

2017/04/01

日常

今日は、ずっと不満に思ってたことが唐突に自分の中で爆発したので吐きだします。




世の中にポイントカード的なの流行ってるじゃないですか。
T ポイントカードとか、ポンタカードとかさ。
「どの店舗で使ってもポイントが付きます!」ってヤツ。

<世の中にはびこるポイントの数々>


あれ、ほんっとに止めて欲しい。法律で禁止して欲しい。
だってさ、ポイントカードって「ただおトク」なんてことじゃなくて、単純に購買者に転嫁するだけでしょ。つまり簡単に言えば、ポイントカードで「おトク」な分、商品自体の価格が高くなっているわけでしょ。
各店舗とか系列店でのポイントカードならいざ知らず、ですよ。
どのお店でもポイントがつきます、とかさ。もうそれはそのポイントカード加盟店は全部高くなってますよ、負担をかけてますよ、って宣言じゃん。
つまりポイントカードありきで値段設定されるわけじゃん。
つまり、消費者が「ポイントカードあります」って出す行為そのものが、ただムダなんだよ。ポイント分も一緒に価格に乗せて払ってるんだから。
しかもポイントカード無い人がいたら割高で商品が売れて、儲けが増えちゃう。ラッキー。

そう考えると、ただただムダ。実に不愉快。
しかも、 T ポイントとかポンタとかの事務局は手数料を徴収することで何も苦労することなく銭が転がってくる。
小売店が加盟するだけでお金入ってくるんやろ、どうせ! そんな行為に加担したくない(けど小売りが加盟しちゃうから間接的に払ってるんだけどさ)。

たとえばヨドバシのポイントカードとかさ、そういう各系列でのポイントカードはまだいいよ。
他との比較するからさ。
よくあるでしょ、「ポイント 10% だから実質〇〇〇円で、そんなに高くない」みたいな話。
しかも年度末とか売上高を上げたいときは「今ならポイント 1.5 倍!」みたいなこともするでしょ。安売りじゃなくても売り上げ増が見込めるからおいしい方法だよね。

「実質〇〇〇円」って考えると、前述したとおり「ただポイントカード提示する手間が無駄」ってことになるんだけど、そうではなくて例えば「アキバだと 10,000 円だけど横浜のヨドバシなら 12,000 円だなぁ。電車代や手間ヒマ考えたら横浜で買った方がトク」みたいな発想も良くあるよね。
そういう時に「割高だけど買う」っていう理由があるじゃん。
そん時に仮にポイントカードってものが存在しなくても、割高で買うわけ。
だけど、その割高分がさらにポイントで緩和される。

こういうのが「おトク」な感覚のポイントカードよね。

だけど T だのポンタだのは違う。
加盟店一律。
だから価格の比較もできない。消費者が、手数料が転嫁された価格を払わされてる。実に不愉快。
全国統一ポイントなんて、何にもトクにならないし邪魔だし迷惑。法律で禁止して欲しい、ってのはそういう事。

カルテルですよ、カルテル!
ポイント・カルテル。
もっとポルトガル語っぽく
ポイネチオ・カルテル。
悪そう。
ポイネチオの奴ら、日本を牛耳ろうと画策してるわけですよ。
ひどいですよ、ポイネチオ。
<ポイントカードによって日本支配を企てる「ポイネチオ・カルテル」>


今すぐ全国統一ポイントカードは無くなって、どうぞ。

まぁ結局クレカと一緒だよね。
クレカの手数料分店から巻き上げるから、店は価格に転嫁する。客は現金だろうがカードだろうが同じ値段払わされる。
その不公平な状態を緩和するためにも「店舗・系列店ポイント」ってのは存在していた面もある。

5% を客全員に負担させるのおかしくね?
でもカードと現金で価格変えるとカード会社の奴がすっ飛んできてブン殴られるし……。
なら「現金客にだけポイント 5% 」ってやったら大丈夫じゃね?

みたいな。
だから店舗・系列店のポイントカードは否定しないし、否定どころか大皇帝する。
そう、大皇帝ポイントカード。
もっとギリシャ語っぽく。
大皇帝ポイテニウス・カルデ。
ポイテニウスに率いられた小売店たちは、カード会社の横暴に少しでも抗うために現金客優遇制度を御旗に突き進んでいったのだった……!

ポイテニウスがんばれ。超がんばれ。

<現金客にポイントをあてがう大皇帝ポイテニウス>



……なんか画像で誤魔化すのに大分無理ある気がするが。


いやでもさ、ほんっとに全国統一ポイントカードの意味がわかんねぇんだよ。
客だって気づけよ、だれもトクしてねぇ!って。
「カード出すのアホくさいけど、出さないと損になるから仕方なく出す」っていう、この著しく非効率な状況を打破してもらいたい。
禁止しろ、禁止。

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